歌える生粋のゆとり雑記

究極のゆとり世代であり、それに存分にあやかりたい。楽しく歌って楽しく笑いたいアラサーブログ。アトピー持ちの超敏感肌。

来世で会おう

 

ボイトレでは歌いたい曲を持っていき

その曲に沿ってレッスンを受けさせていただきます。

 

最近ずっと聞いている曲があります。

 

 

さユりさんの「来世で会おう」

 

 

タイトルだけ聞くと

「想い合っている誰かと誰かが来世でも会いたいと願う恋の歌なんだろうな」

と思うかもしれませんが

 

 

公式によると

"再生"と"希望"の物語。

天使と死神の狭間で過去と未来をタイムリープしながら、肯定のその先へ進もうとするさユりの決意を描いた壮大な現代絵巻。

 

なんとも惹かれる素敵な文章を綴られています。

 

 

 

わたしには少しキーが高く練習にもなるなと思い

この曲をレッスン曲にしました。

 

 

歌詞に感じる部分があったのでわたしなりの解釈を記します。

 

壮大すぎてわたしなんかがすべてを解釈できるわけもないんですが

この曲を聞いて何か感じる人がいるのではないかと思い

ちょっとだけ共有したくなりました。

 

 

現状に満足しているつもりだけど

本当はモヤっと霧がかった気持ちを抱えている

 

そんな人に

ぜひこの世界観に没入してほしいです。

 

 

 

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この曲はさユりさんの「それは小さな光のような」という楽曲と対になっています。

繋がっているとも言えますが

今回は「来世で会おう」についてのみ解釈していきます。

 

 

「今の自分」と「選ばなかった自分」

 

主人公は今の自分。

 

過去の選択に囚われていて後ろばかり振りむいてしまう。

周りの人や時間は止まることなく進んでいる中

自分だけが取り残されているようで。

 

 

でも

 

いくら頭で悩んで

うらやんであっちの未来を想像したって

過去は変えられない

現状は変わらない。

 

 

いい加減に気付いて

 

受け入れて

 

進まないと

 

 

そんな1番の歌詞から

 

わたしが一番好きでグサっときた歌詞がある

2番サビに移ります。

 

 

 

夢を見るよ

選ばなかった日々の先で

僕は幸せそうに笑ってて

それでも朝が来たら今日も歌うよ

全て間違いじゃなかったと

思える春が来るように祈る

 

 

自分が幸せそうに笑っている。

そんな夢を見る。

 

朝目覚めると夢とは違う現実の自分。

夢の中の自分をうらやむ気持ちでモヤモヤしながら1日が始まる。

 

それでも

今の道を選択した自分に納得して歩き続けるしかないんだ。

 

そんな解釈しました。

 

 

このような経験に

ものすごく心当たりがあって

グサっときました。

 

 

たまに

今ある生活を全部投げ出して

生まれ変わりたい時があります

 

もっと自由に生きれたら

あの時違う選択をしていたら

もっと自分の心に正直に生きていたら

 

想像していた未来があったかもしれないのに。

 

 

過去には戻れないとわかっている。

だから次の人生では。。。

 

 

隣の芝生は青くみえるような

後悔ともいえる思いが

頭の中と胸の中でぐるぐるする時があります。

 

 

でも

タイトルの通り来世があるとしたら

そうも言ってられないなって思ったんです。

 

 

現世と前世で考えると

生まれ変わりたいと思っている今のわたしも

誰かの生まれ変わりであり

前世からしたら来世は今のわたし

 

前世で果たせなかった”何か”を達成するため

今世でわたしとして生まれ変わっているのなら

今を存分に味わうほかはない。

 

果たせなかった”何か”はわからないけど

生まれ変わりである今を楽しく生きることが

前世の自分に対する敬意なのではないか

 

 

そんなことを考えさせていただいた曲でした。

聞くたびに新鮮にそんな感情を抱きます。

 

とても素敵な曲なのでぜひ聞いてみてください。

 

歌もがんばろ~!